今年の桜は、ずいぶんと早そうですね。
弘前ねぷたまつりまで4か月となりました。
例年、うちの団体は6月初旬から制作作業を始めておりましたが、
今年はかなり早めに、明日4月1日から作業を開始します。
とはいえ、昨年のねぷた小屋での制作開始時期は変わらず6月初旬です。
2か月間は、某所にある第2ねぷた小屋で制作を進めます。
制作期間を長くしたのは、情報共有をじっくりしっかり行うことが第一の目的です。
今年の本ねぷたの題材は、歌舞伎十八番より「暫」です。
弘前城の改修工事が進められていることを受けて、
弘前城を構図に取り入れる予定です。
また、ここ数年用いている特殊塗料を用いて、完全防水コーティング加工にチャレンジします。
上手くいけば、雨天時のビニールシートが不要となります。
さらには、ここ数年運行していた乳幼児が搭乗できる前灯籠、
通称「Babys」をリニューアルします。
我が団体では、少子化なんてどこ吹く風ってなもんで、
ベイビーブームなんです(●^o^●)
というわけで、搭乗人数を増やし、安全対策も万全にしたいと思っています。
太鼓を搭載する台車も、人形ねぷたの技でもっと華やかにデコレーションしたいと考えています。
とまあ、チャレンジしたいことがたくさんあります。
新しい弘前ねぷたまつりに向けて、制作・運行とパフォーマンスを高めていきたいと考えています。
安全対策を万全に構築した上で、パフォーマンスを高める。
その緊張感から得られる充足感こそ、新しいまつりに臨む我が団体のカギを握ると考えています。