■ 自由参加型の弘前ねぷたまつり参加団体は、必殺ねぷた人が第1号。
沢山のねぷた好きに愛されて、45年っ!
弘前ねぷたまつり参加団体、必殺ねぷた人は、
「愛好会」や「サークル型」「知人友人縁による、、、」
などと呼ばれるタイプのねぷた団体です。
これはどういうことかと言うと、町内会や企業といった特定の母体組織をもたず、
知人や友人を集めてねぷた団体を結成しているということです。
弘前ねぷたまつりで、このタイプのねぷた団体が初めて結成されたのは、
45年前の1972年のこと、そう、何をかくそう「必殺ねぷた人」がその第1号でした。
結成当初は、前例が無いということで、まさに賛否両論でした。
当時を初代代表はこのように回顧しています。
「みんな若かったからなぁ。ほぼ全員が20代だもの。そら周りから見たらおかしく感じただろう。
でも当時から、我々こそが王道だという気概にあふれていたなぁ。」
弘前ねぷたまつりでは、その後、このようなタイプのねぷた団体は増加の一途をたどり、
今では、全体の3割ほどの団体がこのようなタイプのねぷた団体となりました。
■ 必殺ねぷた人への参加方法は?
さて、本題に入りましょう。
上で説明したタイプのねぷた団体の一番の特徴は、「参加自由ー誰でも参加できますー」ということ。
もともと母体組織がありませんから、町内会や企業に所属する必要や、
そういうところに知り合いがいる必要が全くありません。
このHPを見てる方なら、問い合わせページからメールを送るだけで参加できます。
「えっそんなんでいいの?」と思われるかもしれません。
いいんです。だってこれまで45年間そうして仲間を増やしてきたのですから。
ちなみに初代が団体を結成したときのメンバーはたった3人でした。
そこから、友人を集め、その友人がまた友人を連れてくるという連続で、42年間続けてこれたのです。
祭のねぷた運行中に沿道で見ていた観光客が途中から参加することだってよくあります。
■ 必殺ねぷた人へのオススメの参加方法は?
ここまで読んで、「参加してみようかな」と思い始めた方に、お薦めの参加の方法をお教えしましょう。
それは、ねぷたまつりの準備の段階から参加することです。
つまり、私たちの団体では「人形ねぷた」を作っていますから、その制作に参加するということです。
「素人に参加できるの?制作って難しくない?」と思った方、心配ありません。
人形ねぷたの制作作業は、その7割が簡単な作業なのです。
これまで制作作業ができなかった方は一人もいません。
もちろん、子どもたちでもできます。
2才とか3才とかの子どもにだってできる作業があります。
では、なぜ制作作業から参加することがオススメなのか?
それは、作業しながら友だちができていくからです。
私たちの人形ねぷたの作業は、大人数で賑やかにおしゃべりしながらやってます。
初めて参加した方には、必ず誰かがサポートにつきます。
夜にはみんなで晩御飯を食べます。 週末にはよくBBQをします。
作業に参加すれば、その時そこにいるみんなとすぐ友だちになれます。
ねぷたでつながった友だちは、ねぷたの時だけの友だちではなく、
一年中通して、遊びに行ったり、相談ができたりする仲間です。
ねぷたで出会って「結婚した」とか、「就職」 したとか、「移住」したとかいう人たちもたくさんいます。
■ 仲間で力を合わせて制作した「人形ねぷた」の完成。
仲間で分かち合う最高の喜び、まつりを本気で楽しむ情熱がここにある。
そしてもう一つ、自分が作業に参加した「人形ねぷた」が完成した瞬間は、
作業に参加したみんなで分かち合う最高の喜びの瞬間です。
だいたい、みんな感動で口がポカァと開きます。
この喜びと感動の瞬間を共有してからのねぷたまつりは、格段に楽しめます。
「このねぷたは自分が最高の仲間たちと作ったんだ(≧∇≦)」 と、誇らしい気持ちになれます。
すると、自然と「ヤーヤード〜」という囃子の掛け声に力が入ります。
沿道をうめつくす観客の前で、大声を出すのは気持ちいいですよ。
(もちろん、静かにまつりの雰囲気を楽しむってのアリですよ。)
(お囃子の太鼓や笛がやりたいという方には、丁寧に指導しますよ。)
さあ、あなたも最高の友だちを100人つくって、一緒に祭に参加してみませんか?
興味が出てきた方は下記の問い合わせページへどうぞ(*^_^*)