答え:○
組ねぷたの彩色に用いるロウは、主成分が油分である。
熱を加えることによって、液化して粘度が低くなり、和紙の裏表に浸透する。
この際の適温は130度ほどと言われている。(見た目では、うっすらと白く気化したロウが上がる程度)
この適温を超えて加熱を続けると、白く気化したロウが湯気のように激しく上がる。
さらに過熱すると、油なので発火する。
発火してしまうと、水での消火ができない。
(水で消火しようとすると、水蒸気爆発が起きて、火柱が上がる。)
消火器を用いる、ふたをするなどして空気を遮断して消火にあたる必要がある。