HIssatsuねぷた人の台座は、絵の模様・構図は伝統的な様式を踏襲していますが、
配色は、モダンです。
伝統的な配色は、赤をメインに、補色の濃い緑、差し色に黄色を用います。
うちのモダンな色使いは、赤のを濃いピンクと薄い赤に、濃い緑を青緑(光ると水色)です。
この配色を決めているのは、ナント!
中学校一年生をリーダーとする子どもたちです。
そして、色付けの作業を担当するのも子どもたちです。
上部の人形ねぷたを引き立てる素晴らしい配色です。
伝統的な配色を選択することは、簡単ですが、
やはり、うちの団体としては、「モダンに挑戦!」が個性だと感じています。
その部分を、子どもたちにも挑戦してもらうってのが大事だと感じています。
子どもたちの挑戦は、配色だけではありません。
台座の最上部「高欄」の真ん中、通称「窓」と呼ばれる部分は、
子どもたちが一人ひとり、デザインから考えています。
一人ひとり、しっかりと個別指導で「やり直し」「手直し」をさせます。
自分が手をかけるねぷたに、しっかりと責任感や帰属意識をもってほしいからです。
まあ、そんな大人の意図を知ってか知らずか、
子どもたちは、楽しそうに「キャッキャ」としながら、やってます(●^o^●)