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過去の記事一覧
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祭と酒にハイテク
「祭」と呼ばれる行事には、古来より「酒」が用いられています。 これは、「祭」という時間や空間が日常の生活とは異なるもの、 つまり「非日常」だからです。
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ねぷたへのロングステイのすすめ
最近「ロングステイ」という言葉を耳にしますよね。 訪問した土地に、長期滞在する旅行の形態です。
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中国・台湾「花燈」の旅7 最終回
ここまで6回に渡り、中国・台湾の「花燈」について紹介してきました。 簡単にまとめてみましょう。 題材は、ねぷたが「勇ましい」で、花燈は「縁起物」 骨組みは、花燈の方が太さの種類が多く、より太いものを用いて、交点は溶接する。
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中国・台湾「花燈」の旅6―台湾のメインランタン
台湾のメインランタン 台湾ランタンフェスティバルのメイン会場の一番目立つところで、5mくらいの台座に載っています。 ちょっと見た感じは、 「あれ?金色の抽象的なオブジェ?」って思いました。
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中国・台湾「花燈」の旅5―彩色
(龍が中国上海、ピエロが台湾台北) 彩色 花燈は、どんな風に色を塗ってると思いますか? 実は、あんまり塗ってないんです。 あらかじめ着色された布をはっていくんです。
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中国・台湾「花燈」の旅4―表面に貼る素材
表面に貼る素材 ねぷたでは紙貼りですが、花燈では布貼りです。 ねぷたは、木工用ボンドで貼りますね。 でも、これだと雨に弱いんですよね。 花燈はとっても雨に強いんです。 針金も電気溶接しちゃいますから。
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中国・台湾「花燈」の旅3―配電について
配電 内部照明の電気部材に関しては、津軽のねぷたも、中国・台湾の花燈もあまり変わりません。 様々な大きさのソケットや電球(白熱球、蛍光電球、LED電球)を使い分けています。 ただ一つの部材を除いて。。。
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中国・台湾「花燈」の旅2ー骨組みについて
骨組み 骨組みは、津軽では直径4~2㎜くらいの針金を使いますが、 中国・台湾では10~2㎜の太さを用います。ちょっと太めです。
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中国・台湾「花燈」の旅1―題材について
中国・台湾では、人形燈籠を「花燈」(Hua deng)と呼びます。 1枚目の横写真が、中国上海の様子。 2枚目の縦写真が、台湾の様子。
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ねぷたにロウをいれるのはなんででしょう(?_?)
こないだは、ねぷたに墨を入れるのはなぜかを書いたので、 今日は、ロウの必要性を整理しましょ(●^o^●) ねぷたに入れるロウには、6つの効果があります。
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ねぷたに墨を入れる謎?
さて、今日はまずこんな質問「どうして、ねぷたに墨を入れるんでしょうか?」 皆さんはなんと答えますか? 「それがねぷただ!」「昔からそうだったんだ!」 と、考えるのは簡単です(#^.^#) 今日は、その理由を説…
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棟梁の頭の中「今年の題材決定!」
2日前、FACEBOOKでこんなニュースを見ました。 「石垣修復で弘前城が曳家で移動―これを観光資源にー弘前ねぷたまつりで弘前城テーマのねぷた制作呼びかける」 ふむふむ。なるほど。
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安全確保についての決意表明ー我が団体におけるリスクマネジメントー
「ねぷた」のみならず、あらゆるものごとに言えることですが、「安全」は最も重要です。 「安全」は、ものごとの一番下の土台です。土台が無ければその上に何も成立しません。
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ねぷた団体という組織の運営「ワンマンによる決定か?グループでの合意形成か?」
ねぷた団体は、基本的にボランティアな組織です。 一般的な会社組織とは異なり、参加する事でみんながみんな給料をもらえるわけではありません。
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「芸術表現としてのねぷた」
昨日の続きです。 ねぷたが「まつり」になったのは、いつだか知っていますか? ズバリ、戦後です。「弘前ねぷたまつり」という名称が正式に決まったのは昭和33年のことです。
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2014の思い出ー写真集ー28「歌舞伎の精神性」
うちの団体は、弘前では珍しく、歌舞伎を題材にねぷたを作ることが多いでのです。 ところで、「歌舞伎=かぶき」という言葉の語源を知っていますか? 実は、漢字は当て字なんだそうです。 語源は、「傾く=かたむく」なんです。
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2014の思い出ー写真集ー27「人と人をつなげる確かな力」
一枚目は、昨年の浅草ねぷたの際に、浅草の方が開いてくれた振る舞い酒の宴席です。 100人以上が西参道通りというアーケードの下、数十メートルにわたって、ともに酒を飲みかわします。
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懐かしの写真集ー2007-1「Hissatsuらしさとは?」
写真は、2007年の人形の前ねぷたです。 この年も、地震が多く発生した年でした。 なまずを踏みしめ、地震を鎮めようと笛を吹く男を制作しました。 さて、このねぷたを作るときに考えたことを全て挙げてみましょう。
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2014の思い出ー写真集ー26「文化の担い手としての覚悟」
2014年の本ねぷたの題材は、実は2011年に制作しようと考えていたイメージでした。 それを、震災の発生から、題材を《不動の祈り》に急きょ変更したのでした。
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懐かしの写真集ー2010-1「奇跡の雨ぼかし」
写真は、2010年 本ねぷた 《金剛喝采飛龍閃閃》です。 この年は、まさに奇跡の年でした。 そう、あの幻と呼ばれた「雨ぼかし」が見事に発生したのです。 上が、初日の様子です。金剛力士の鮮やかな赤が目を引きます。