「芸術表現としてのねぷた」

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昨日の続きです。

ねぷたが「まつり」になったのは、いつだか知っていますか?

ズバリ、戦後です。「弘前ねぷたまつり」という名称が正式に決まったのは昭和33年のことです。

じゃあ、「まつり」じゃなきゃ何だったのさ?と思いますよね。

昔は、「ねぷた流し」と呼ばれていました。

起源からすれば当然ですね。(起源に関しては、http://hissatsu.neputanin.com/think/truth を参照)

ちなみに、「まつり」という言葉は、厳密には「神」が存在するものに使います。

(語源は「祀る=まつる」)

ねぷたは祀られる神の存在が極めて希薄です。

他の地方で「まつり」と言えば、その多くが神社と関係があって、神の存在感が非常に大きいです。

まつりという行為が非常に儀礼的で、伝統的です。

このようなまつりと比べると、ねぷたは常に革新を取り入れていると言えます。

それは、ねぷたの歴史を見ても、よく分かります。

だから、前回述べたように、「かぶく」の精神性や、芸術表現として解釈ということを、僕はしてみたいのです。

 

 

 

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中川俊一 執筆コラム

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