ねぷた小屋は子どもたちの居場所になり得るか?

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最近、地域社会と子どもたちに関する気になるニュースが3つほどありました。

①公園で子どもに「こんにちは」とあいさつした男が不審者として、通報され注意喚起情報が公開される。

※よほど、挙動不審だったのでしょうか?

②保育園開園が延期。周辺住民から騒音&お迎え時の路上駐車でクレームが集まる。

※よほど、子どもが嫌いな方が集まる地域だったのでしょうか?

③子どもの声がうるさいと、自家用車に傷をつけるイタズラをした女性が逮捕される。

※よほど、子どもがうるさかったんでしょうか?

 

どれも、両者に一理あるのでしょうが、、、「???」と思わざるを得ないです。

「少子化」という言葉が、あちらこちらから聞こえてくる今の時代、解決の策が様々に講じられています。

がしかし、合計特殊出生率はなかなか上昇しません。

フリーアナウンサーの長谷川豊さんがご自身のブログに書いておられたことを思い出しました。

(↑↑↑少子化対策にかなり批判的なご意見をお持ちのようです。)

日本の少子化の原因の一つとして、「子どもを好きか嫌いか」という点をご指摘されてました。

これが、すごい腑に落ちたんです。

要は、「子どもが嫌い」もしくは「自分自身の方が大事」と考える大人が増えたという事が「少子化」の大きな原因ではないかと。

様々なアンケート調査をみても、「面倒」とか「自由な時間」というフレーズが上位に入ってきます。

(結婚や恋愛なんていわなくても、人間関係自体がそもそも面倒くさい側面と楽しい嬉しいっていう側面を持ち合わせているだろうという「そもそも論」はおいておきます。)

一昔前ならば、こんなフレーズがアンケートの選択肢になることさえ考えられなかったでしょう。

 

「子どもが嫌い」とか「自分が大事」という価値観を否定する気は全くありません。

人の価値観を変えるなんておこがましいことをする気はございません。

きっと、「子ども」に関する価値観は、二極化していくのでしょう。

国単位でのこの大きく強い流れに抗うことは、一つのねぷた団体には到底無理な話です。

二極化が進む中、住み分けのような対策しか有効策となりえない気がします。

(でも極論、子ども好きな人の居住地域、子ども嫌いな人の居住地域とかなったらコワイですね。)

 

さて、うちのねぷた団体の話です。

昨年の15歳以下の子ども人数は、全参加者140人中26人でした。

おかげさまで、子ども用の前ねぷたと前灯籠を制作・運行できています。

ほぼすべての子どもが、制作段階から小屋に来て、それぞれができる作業を手伝っています。

image

 

 

「子どもたちの色付け作業もいい感じ!」

「ついに新記録が出ました!!!」

 

がしかし、安全対策は、最重要課題です。

そこで、最も安全な作業であるねぷたの台座部分の500枚近い絵の色付けを、子どもたちに任せています。

基本的に大人は作業できません。

そして、子どもたち専用の作業場所を設けています。

つまり、作業と作業場所を大人と子どもで完全に分けています。

でもって、今現在「子どもが嫌い」なメンバーはいません。

というか、入って来ないでしょう。制作段階から子どもたちがねぷた小屋で「ぎゃーぎゃー」言ってますから。

ふと気付いたんですが、メンバー全員「子どもが大好き」というのは、うちの団体の特徴と言えるかも。

ちなみに、うちの棟梁はねぷた小屋に来る子どもを普通に怒ります。

ダメなときはしっかり反省するまで、泣くまで怒ります。

特に安全確保に関わること、真面目に作業に向き合わない、人に迷惑をかけることに関しては本気で怒ります。

棟梁のみならず、おしめを替えたり、ミルクをあげたり、子どもの面倒は手が空いている人が自然とやってます。

もはや、ねぷた小屋の中では、誰が親で誰と誰が兄弟姉妹なのか、見分けがつきません(●^o^●)

 

タイトルは「ねぷた小屋は子どもたちの居場所になり得るか?」でしたね。

うちの団体なりの答えは、

「もっともっとねぷた小屋を子どもたちの居場所にしたい!!!」

これが、HISSATSUねぷた人の想いです。

初代二代目と紡がれてきた想いを、必ずや子どもたちに紡ぎたいのです(^_-)-☆

 

 

 

 

 

 

 

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中川俊一 執筆コラム

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